性的マイノリティの意味について/レインボープライド2020はオンライン開催

「東京レインボープライド」(主催:特定非営利活動法人 東京レインボープライド)では、そのイベントのひとつに、代々木公園・原宿・渋谷での「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のパレード」があり、多くのパレード参加者、そして、観客が集います。

「プライド(Pride)」という単語は、英語の一般名詞で、「誇り・矜持」を意味しますが、それだけではなく、「セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のパレード」を指すものとして、広く国際的に認知されています(パレード前後のイベントを含めた総称として使われることもあります)。
欧米諸国をはじめ世界の主要な都市では、この「プライド」と称されるセクシュアル・マイノリティのパレードイベントが恒例行事として、毎年開催されています。中には、ニューヨークやサンパウロといった、100万~300万人の動員を記録する巨大な規模のものもあります。 (TOKYO RAINBOW PARADE公式HP[https://trponline.trparchives.com/pride-parade/]) 

「虹色の旗」が、セクシャリティの多様性を象徴しており、この時期になると、多くのブランドや、丸井や伊勢丹等の百貨店がレインボーに染まります。

(写真はフラッグをにじいろ学校のメンバーさんといっしょに作った時のもの)


アセクシャルとしてパレードを観ていた

私は、昨年の2019年、NPO法人にじいろ学校さん(HP[https://www.nijikou.com/])のエントリー「LGBT(レズ・ゲイ・バイ・トランス)以外の人でも参加しやすい」を謳った行進を沿道から観ていました(もともとプライド・パレードは、ゲイおよびレズビアンのカミングアウトとしての意味合いを持っていたそうです)。
まだ私には、主張する側ではなく、自分自身のセクシャリティを確認することに精いっぱいでした。

アセクシャルの旗は、黒・グレー・白・紫の四色なのですが、ほかにもまあ、たくさんあります。いろいろな色の旗が、風になびく姿、そして、パレード参加者の方のはつらつとした笑顔を見て、ひどく感激した記憶があります。


徐々に言葉の定義が解けていった。「性的」ってこういう意味か!

ふと、LGBTはセクシャルマイノリティ、つまり「性的少数者」と定義されますが、この「性的」ってなんなのでしょうか。

私はつい最近まで、「セクシャル・オリエンテーション」=「性的志向」の「性」かと思っていましたが、実はそうではないようですね。この「性的少数者」の「性的」って、「性自認」や「性表現」も含むようなのです。
だから、「トランスジェンダー」も「Xジェンダー」や「クエスチョニング」も、そして私たち「アセクシャル」や「アロマンティック」も、みんな同列に語られうるのではないかと、そう思ったのです。
「ああ、なんて狭い世界で思考を巡らせていたんだろう・・・?」と、これまで囚われてきた先入観から一歩抜け出しました。


今年はオンライン開催 #おうちでプライド

新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、今年のTRP(TOKYO RAINBOW PRIDEの略)は、TwitterなどSNSでの開催となりました。#おうちでプライド・#TRP2020を見ながらこの記事を書いています。

にじいろ学校さんのTRP参加は、私のなかで非常に大きな出来事でした。「LGBT」だけで閉じられたパレードではないと気が付かせてくれたのです。本当に感謝をしていますし、この一大事が終わったころに、また私も当事者として活動のお手伝いをしたいなと思っています。


次回こそは、パレードに参加し、ほかの多くのセクシャリティの方とお互いのことを語れることを願ってやみません。

S.Okajima